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風待ちblog

朝から大雨ー(´;ω;`)

取材の日は、朝から大雨・・・

どうしようかな。でも、昼から止む予報だしな。と様子をみてみる

つねくんに、「昼から止んだら予定どおり行くね。まだ降るようなら日延べしようか・・・」とLINE。

「そうですね!また天気のときにしましょう☀」と返ってきました。

このひとの人柄は、いつもこんな部分に表れている。

何かを頼めば、二つ返事で「よかですよ!」

何かを断っても、二つ返事で「よかですよ!」

客観的にみているときは、 ”おひとよしすぎ” ”ことわればいいのに” なんて思う時もあったけど、当事者側になると率直に ”たすかります✨” と都合よくとらえてしまう、人間とはほんとうにズルい生き物です(反省)

約束時間の30分前に、雨が・・・

どうしようかなー💦と思っていた矢先。さっきまで降っていた雨が止んだではありませんか!

まだ、どんより空だけど、約束の15時まであと30分。スーパー晴れ女のわたしのことだ!青空が顔を見せてくれるはず!と半ば願いつつ「民宿宝来荘」へ向け出発しました♪

宝来荘玄関 あいにくのどよーんな背景(´;ω;`)

ここは、石田町の \民宿宝来荘/ 1979年創業の民宿で、壱岐の自然と食文化を身近に感じられる宿として長年親しまれています。現在は二代目 「つねくん」 がオーナー兼料理人として腕を振るい、壱岐牛や新鮮な海の幸、ふぐ料理などを精魂込めて提供しています。

大人数の合宿にも対応できる送迎バス!黄緑バスの前身、初代送迎バスは現在 \アフリカ/ にいます(笑)

夏のシーズンは、海水浴で来島されたお客様を中心に、それ以外のシーズンはお料理や癒しを求めて来島される小グループのお客様や、修学旅行、50名超えの大型合宿まで、フルシーズンを通してお客様の受け入れを行っています♪

特にありがたいのが ”送迎バス” 公共の交通機関での移動が不便な島において、なくてはならない存在です。「宝来荘」では大型の団体にも対応できるよう小型のバスが2台そろっており、港~宿~練習会場間をスムーズに移動。島の不便な交通事情を忘れさせる、心づかいのあるサービスです。(個人のお客様の送迎は行っていないそうです_(._.)_)

すぐ目の前は ”壱岐空港” 

「宝来荘」の目の前は ”壱岐空港” お部屋からは離着陸する ORC~オリエンタルエアブリッジ~の飛行機がご覧いただけます♪

窓をあけると目の前は”壱岐空港”
長崎から到着したORCの飛行機
秘儀 飛行機つまみ

取材の時間を、15時にしたのも到着する飛行機を撮りたかったから。

こんな写真が撮れるのは、壱岐ではここかお隣の「民宿島来荘」くらい。だから雨が止んで本当によかった♪この写真を撮影するころには、雨はすっかり止み、青空が見えていました✨さすが!スーパー晴れ女\わたし/

でもでも、この写真を撮る前にも、すったもんだありました(笑)

このあと登場する ”おふざけシーン” でわちゃわちゃとしていたところ、16:20着のはずの飛行機が16:05には上空に接近してきたのです💦

「ブーン」という飛行機のプロペラ音。「ゴー」というエンジンの音。そして「ミシミシミシ」という建物のきしむ音。

つねくん ー 「あ!飛行機きましたよ!」

わたし ー 「えっ!?20分着じゃなかったっけ?うそ!?」

いっそげー!とふたりでバタバタと階段を駆け上がり、ドアを開け、障子を開け、窓を開け。カメラを構えたころには、すでに着陸していました(笑)

20分着というのは、恐らく乗客が機内を降りる時間のことなんでしょうね。しくじりました💦

でも、着陸シーンは撮れなかったものの青空バックの飛行機と、飛行機つまみが撮れたから良しとしましょう( ´艸`)今日が涼しい日で良かった。バタバタとしたため、息はあがりはしたものの、大汗はかかずに済みました(;^ω^)

しかし、「ミシミシ」という音がするもんなんだと、つねくんに聞いたところ「まだ全然せんほうです。自衛隊機とか機材によっては、家が揺れるけん、お客さんが建物が崩れる!と思って部屋からでてきますもんね」ガハハハハ!とまるで、あるあるネタのように話すのがリアルすぎておもしろい(笑)

特技 ”ピアノ” 趣味 ”ギター”

「宝来荘」の宴会場には、昔から白いピアノがおいてある。

いつも、気になりながらも聞いたことはなかったから「つねくん、ピアノ弾けると?」と聞くと「いえ、ねえちゃんとです!」

なるほど、お姉さんのピアノだったわけね!

わたし - 「つねくん、ちょっとピアノ弾く真似してよ」

つねくん ー 「よかですよ!」

楽譜までたてて、弾くふり
まるで音楽家!でも弾くふり

わたし ー 「特技:ピアノにしようか!」

つねくん - 「ガハハ!よかですね!こん顔で特技ピアノって(笑)だーれん驚かす!」

乗りに乗ったつねくんは、「ギターもありますよ!趣味はギターにしましょうか!」とギターを準備。

わたし ー 「え?ギターは弾けると?」

つねくん ー 「いや!弾けんです!(笑)」

投げ銭大量のギタリスト
ノリノリのギタリスト

わざわざ、今日おろしてきたばかりの大金を入れ、「いっきょいなしこの(大量の)投げ銭ばい!」ガハハハ!とノリノリでギターを弾くふりをしてくれました。

こんなことをしていたら、ORCの飛行機が上空に現れ、大金まるだしのまま階段を駆け上がっていったのでした( ´艸`)

実はすごい料理人!

こんな、おひとよしでひょうきん者の「つねくん」ですが、実はすごい料理人なのです。料理の道一筋30年。壱岐に帰るまでは、福岡の名店「日本料理てら岡」で腕をふるっていました。

「日本料理てら岡」ホームぺージ

「てら岡」にて、「ふぐ調理」の資格・技術を習得しているため、壱岐では特産品として有名になりつつある「低塩分養殖のとらふぐ~壱岐七ふく神」をコース料理として提供できるのです。

壱岐といえば、ブリやヒラスなど地魚のお刺身はすでに有名ですが、近年「とらふぐ」にも注目が集まっており、そのなかでも「宝来荘」はリーズナブルにコース料理が堪能できる ”超超超貴重” なお宿なのです!

「低塩分養殖とらふぐ」について

通常のお料理も、民宿だからこそお手頃な値段で提供できる内容といいますか。民宿じゃなければいったいいくら払わないといけないんだ!と心配になるような内容です。

「七ふく神」コース料理(ふぐ刺しなどのお造り盛り・壱岐牛のすきやき・ふぐ汁・ふぐのフライや小鉢の数々)

別注いせえびのお造り

そして、「つねくん」の「粋」なところが、釣ってきたお魚をお造りに調理してくれること!(別料金)

先日も大学生が船釣りで、高級魚「アラ」を十匹近く釣ってきたようで、次の日筋肉痛になるくらい捌いたと言っていました😢(深海魚は特に捌きにくいですよね・・・1匹でも辛い💦)

調理代はとるものの、通常、飲食店で「アラのお造り」を食べたら、それこそいくら払わないといけないのか??しかも、絶品の「煮つけ」まで提供!

釣りたての高級魚を、しかも元高級料亭職人が捌いた「本格お造り」にして。そして、本格甘辛プロの味付け「アラの煮つけ」までいただけるなんて✨それはそれは最高だったことでしょう。学生のみなさんも「うまい!うまい!」と大喜びで召し上がっていたそうです♡

「まーだ、腕は痛かばって、あえん喜んでくれたらこっちも嬉しかですたいね」とニコニコ笑顔で話す姿はまるで「布袋様」のよう✨

学生さんたちも、深く心に残る思い出となったことでしょう♪うちのこども達にも食べさせたい!笑

「古びた柱に、心が宿る。料理と人柄で選ばれる宿」

「宝来荘」のキャッチコピーを作るならこんな感じかな。

写真のとおり、古い民宿です。飛行機がくれば建物がミシミシ言います。

年間通して虫はでるし(たぶんどこのお宿もでる)全体的に昭和の香りプンプン

「ボ・・・ボロ・・・いや、年季を感じる・・・」失礼ながらこう言うわたしに「よかんです!ボロ宿ですけん!ガハハ」と恒例の自虐ネタ。

たしかに、ハード面でクオリティを求めるかたにはおすすめはできない。しかし、料理・人柄・なつかしさなどソフト面でのホスピタリティは、全国数多くの民宿があるでしょうが、わたし調べでは上位に位置するのではないかと思っています。

先代の病をきっかけに、壱岐へ戻り宿を継ぐことになった二代目「つねくん」
当時28歳。まだまだ都会で腕を磨きたかった頃でしょう。
博多の名店「てら岡」での修行は厳しく、遊ぶ時間もほとんどなく、青春らしい青春を過ごせたかどうかはわかりません。

そんな折、知人を通じて「帝国ホテル」へお誘いの話も舞い込んできたそうです。
まさに人生の分かれ道。
でも、つねくんが選んだのは、ふるさとでした。

だからこそ今、壱岐で本格的な和食や、貴重なふぐのコース料理を味わえる「宝来荘」があるのです。
修学旅行や合宿など、大人数にも対応できる民宿として、島の観光を支えています。

高級で清潔なものに囲まれた現代。
旅先の宿も、なるべくなら自宅より“いいところ”に泊まりたい。そう思う方も多いでしょう。
たぶん、私もそのタイプです。

でも、昔から知ってはいたものの
つねくんの人柄と料理の腕前を知れば知るほど、旅先にこんな宿があったら、泊まってみたいな――そう思うようになりました。

ぜひ、本物の ”つねジョッキ” を目の前で♪

お手製ジョッキ(飲み会恒例)
いつもお人よしで、すこし心配になるつねくん。自然な笑顔がステキです♡

飲み会恒例「つねジョッキ」

また、おふざけモードのわたしがリクエストする「つねジョッキ」コールにも、いやな顔ひとつせずビールサーバーからついで、写真を撮らせてくれました。

つねだけど、つねにリクエストに応えてくれるわけではありませんが、皆さんも「つねジョッキ」コールで実物を見れたらいいですね♪

壱岐での宿泊先の選択肢に「ボロうまい宿」※つねくんごめんなさい_(._.)_

「宝来荘」加えてみてはいかがでしょうか?

「宝来荘」は以下のサイトより、ご予約可能です♪

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